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メジャー挑戦の牧田が最も苦労していることとは!? 

2018/02/17

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 今季からメジャーリーグに挑戦し、サンディエゴ・パドレスに所属する牧田和久投手が15日(日本時間同日深夜)、米アリゾナ州ピオリアのキャンプ施設内で入団会見に臨んだ。メジャー球界に久しぶりに現れた本格派アンダースロー投手として注目を集めているが、その牧田を地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」が16日に特集した。
 
 背番号53のユニフォームで会場に登場し、「グッドモーニング」と自己紹介を始めた牧田。日本からやってきた右腕は、MLBでも久しぶりに現れた本格派アンダースロー投手だ。同記事によると、牧田の投げ込むボールにはチームメイトも釘付けのようである。
 
 今季からパドレスに所属するトム・ウィルヘルムセンは、牧田とキャッチボールをしたときのことを次のように語ったという。「彼の球はとてもユニークだね。色んな人とキャッチボールをしてきたけど、膝の下から球を投げる人とはほとんど出会わなかった。ボールの出所を見るのが楽しいね」
 
 牧田自身も記者会見で自身の強みについて通訳を介して語っている。「アンダースローから投げ込む選手は多くないです。バッターにとっても初めての角度で、それが強みになると思います」
 
 チームの陣容も牧田にとって心強い。野茂英雄氏、斎藤隆氏、大塚晶則氏をスタッフに加えている。さらに、日本ハムでトレーニングコーチを務めていた中垣征一郎氏も在籍、通訳も新たに雇い、牧田にとっても不自由なく野球に打ちこめる環境となっている。
 
 では、現在の牧田にとって最も難しいことは何なのだろうか。会見の最後には意外な答えが返ってきたという。「今、最も苦労していることは全員の顔と名前を覚えることです。『初めまして』と挨拶している人に対しても、2回、3回とやってしまうのです」
 
 日本からやってきた変則右腕の挑戦はーチームメイトの顔を覚えることも含めてー続く。これまでにメジャーに挑戦してきた日本人とは一線を画す牧田の今後にも注目だ。