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メジャー最年長投手・コローンに新天地で期待の声 チーム課題である制球力改善のキーマンに

2018/02/16

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Getty Images

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 昨季はアトランタ・ブレーブスとミネソタ・ツインズでプレーし、今季はテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだメジャー最年長選手のバートロ・コローン投手(44)。スプリング・トレーニングには招待選手として参加する予定となっており、地元紙「ダラス・モーニングニューズ」では15日(日本時間16日)付で特集を掲載し、今季からチームに所属する大ベテランの活躍に期待の声を寄せている。
 
 通算240勝を誇るコローンは、昨季は7勝14敗、防御率6.48と振るわなかったが、2012年から2016年までベテランながら5年連続で2桁勝利をマークしていた。2005年にはサイ・ヤング賞にも選出されるなど実績も申し分ないが、5フィート11インチ(約180センチ)、285ポンド(約129キロ)という丸々とした巨体から投球する姿は全米でも人気を博しており「ビッグ・セクシー」という愛称で親しまれている。
 
 同紙でも彼にとって最高の体系は「円形」であると評しており、MLB公式サイトでもコローンのハイライト動画が非常に多く作られていることを紹介している。
 
 コローンは自身の愛称について「何も気にしないよ。人々が私を見て”ビッグ・セクシー”というあだ名を楽しんでくれるなら、それは全く素晴らしいことだ」と話し、相性が広まっていることに好意的なコメントを残している。
 
 愛称や実績などに注目が集まりがちなコローンだが、ピッチングに対しては「まさに真剣そのもの」と評されており、レンジャーズでも戦力となることに期待の声を寄せている。
 
 同紙ではコローンのストライク率の高さに注目しており、昨季のコローンは投球の68パーセントがストライクだった。そして、100イニング以上を投げた投手でコローン以上のストライク率を記録した投手はレンジャーズに存在しなかったという。
 
 昨季のレンジャーズ投手陣のストライク率は全体26位と非常に低い数字を記録していただけに、制球力に優れたコローンには自身の投球だけでなく、他の投手への指導も込みでチームのストライク率を改善することが期待されているようだ。
 
 ジョン・ダニエルズGMもストライク率の低さは懸念事項の1つだったようで、ベテランになり速球派から制球重視の技巧派に転向し、優秀なストライク率を記録しているコローンの技術・経験を高く評価している。
 
 一方で、レンジャーズでの登板機会については今までリリーフとして活躍してきたマット・ブッシュの先発転向挑戦、昨季は13勝をマークしたもののオフに右肘を骨折したマーティン・ペレスの回復状況次第で、先発ローテーションに穴が開いている場合にチャンスがあると見られているようだ。
 
 同紙では「パワーピッチャーからオーケストラの指揮者のようにストライクゾーンを指揮するようになった」と評されているコローン。新天地では持ち味の制球力が評価されているが、果たして今季は2年ぶりの2桁勝利をマークして復活した姿を見せることは出来るだろうか。