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米国でも安打製造機ぶりは健在。7球団を渡り歩いた青木宣親のメジャー6年間【編集部フォーカス】

2018/02/09

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2017年 ヒューストン・アストロズ、トロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・メッツ
年俸:550万ドル(約6億100万円)
110試合 打率.277(336-93) 5本塁打 35打点 10盗塁 出塁率.335 OPS.728
 
 2016年オフにウェイバー公示を経てアストロズに移籍した青木。開幕前には第4回WBCにも出場し、侍ジャパン唯一のメジャーリーガーとして存在感を放った。
 
 シーズンでは4月に打率3割を記録し、右打者との併用ともなりながら主に下位打線で強力アストロズ打線の一角を担った。5月こそ不調に陥ったが、6月からは調子を取り戻し日米通算2000本安打も達成した。そして、7月には6点をリードされた9回にキャリア初の投手登板。1回3失点ながら、新人王を獲得したアーロン・ジャッジ外野手も打ち取った。
 
 しかし、7月末にチーム事情によるトレードでブルージェイズに移籍となり、強豪チームを離れることになった。
 
 なお、ブルージェイズでは在籍期間1ヵ月足らずでチームの40人枠から外され、9月にはメッツに移籍。メッツでも打率.284と存在感を放ったが、今季の契約は勝ち取れずに自由契約となった。その後は古巣のヤクルトと契約し、6年間を過ごしたメジャーの舞台に別れを告げることになった。

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