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断言しよう「イチローは3割打てる」 MLB残留で期待する大谷との夢の対決【小宮山悟の眼】

 マイアミ・マーリンズからフリーエージェント(FA)となり、今季の所属先が未定となっているイチロー外野手。日本球界復帰もささやかれているが、今回はその可能性やMLB残留で期待することについて話したい。

2018/01/26

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MLB残留で抱く“イチローVS大谷”への期待

 日本のファンの中には、「イチローには元気なうちに日本球界に復帰してほしい」と願う人も多いだろう。私もそういう気持ちがないわけではない。しかし、米国で長年プレーし、客観的にはすべてをやり切ったように見えても、イチローは「やり残したことがある」と口にしている。そんな彼の姿勢はリスペクトしたいし、本人に手ごたえがあるうちはMLBでプレーしてほしい。
 
 イチローがMLBに残ることで期待したいのは、今季からロサンゼルス・エンゼルスに移籍する大谷翔平との対決だ。
 
 2人が対戦している姿を想像するだけで“ワクワク”してくる。
 
 過去にイチローがダルビッシュらと対戦したときと同様に、大谷の球をいとも簡単にセンター前に打ち返す。そして涼しい顔をして一塁ベースでヘルメットに手をかけているのか。あるいは大谷がイチローを空振り三振に斬って、胸を張ってベンチに引き上げるのか。そのやり取りを考えるだけでも楽しみが増えるというものだ。それが実現すれば、今後5年、10年と経ったとき、大谷にとっても大きな財産となるはずだ。
 
 現実的には、イチローは4番手の外野手としてバックアップになり、そこからレギュラーを狙うということになる。メジャーの舞台で大谷との対決が見られるかもしれないというのは、日本人としてはうれしい限り。イチローのやり残したことの一つに「大谷との対戦」があるならば、なんとも楽しみな対決になるだろう。
 
 
小宮山悟(こみやま・さとる)
 
1965年、千葉県生まれ。早稲田大学を経て、89年ドラフト1位でロッテ・オリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)へ入団。精度の高い制球力を武器に1年目から先発ローテーション入りを果たすと、以降、千葉ロッテのエースとして活躍した。00年、横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)へ移籍。02年はボビー・バレンタイン監督率いるニューヨーク・メッツでプレーした。04年に古巣・千葉ロッテへ復帰、09年に現役を引退した。現在は、野球解説者、野球評論家、Jリーグの理事も務める。

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