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ドジャース、ダル獲得の余裕なし?贅沢税の上限まで残りわずかも…

2018/01/18

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 現在はロサンゼルス・ドジャースからFAとなっており、去就が注目されているダルビッシュ有投手。移籍先候補はレンジャーズ、ヤンキース、カブス、ツインズ、ドジャースの5球団と見られており、その動向には日米で注目が集まっている。
 
 米国紙「ロサンゼルス・タイムズ」では17日(日本時間18日)付で特集を掲載。ドジャースは贅沢税の上限まで残り170万ドル(約1億9000万円)となっているようで、ダルビッシュを獲得するためには他選手を放出して総年俸を削減する必要があり、少なくとも現時点では獲得する余裕がないと報じた。
 
 同紙は獲得を難しいと評する一方、ドジャースはマット・ケンプ外野手のトレード放出を画策するなど、ダルビッシュ獲得のために主に大型契約の選手を移籍させて年俸に余裕を持たせようとしているようだ。
 
 球団は先発陣を充実させ、今度こそワールドシリーズ制覇を成し遂げたいところからダルビッシュとの契約に前向きなようだが、同紙ではクレイトン・カーショウ、リッチ・ヒル、アレックス・ウッドの先発3人が故障せずに活躍することを期待し、契約には否定的な見解を示した。
 
 また、昨季の主力となった選手のほとんどがチームに残留していることもあり、既存の戦力で再びワールドシリーズに進出することが出来ると見ているようだ。