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剛速球がハトに直撃…、帽子の中に冷凍キャベツ…判定はどうなる?【意外と知らない野球ルール3問クイズ】

野球には、様々な状況を想定した「公認野球規則」がある。このルールブックによって、想定外と思われるような珍場面でも公正な判定を下すことができる。今回は「名珍場面から振り返る野球のルール」(カンゼン、2014年4月刊行)より、難解な野球規則を過去の事例からクイズ形式で出題する。(2017年12月25日配信分、再掲載)

2020/03/29

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正解は…

B:本来はルール違反。その場で退場となる。
 

 韓国プロ野球で実際に起こった事件。2005年6月19日、斗山の朴明桓が帽子の中に冷凍キャベツを入れていた。
 
 試合中、帽子が2度落ちたとき、この冷凍キャベツも一緒に落ちてしまった。暑さをしのぐために、頭の上に冷凍キャベツを乗せていたという。ただ、球審が注意することなく試合は進み、朴は7回無失点の好投でシーズン9勝目を挙げた。
 
 試合後、相手チームから「ルール違反ではないか」とクレームが入った。後日、韓国野球委員会(KBO)は規則委員会を開き、「投手が異物を身に付けたり持っていれば、ただちに退場させる」と記されている公認野球規則8.02(b)項に当たると発表した。
 
 正しくはこう書かれている。
 
 「投手がいかなる異物でも、身体につけたり、所持すること。本項に違反した投手はただちに試合から除かれる。さらに、その投手は自動的に出場停止となる。マイナーリーグでは、自動的に10試合の出場停止となる」
 
【注】として「アマチュア野球では、1度警告を発した後、なおこのような行為 が継続されたときには、その投手を試合から除く」
 
 ただ、KBO側はこのようなコメントも出している。
 
「常識的には、頭にかぶったキャベツが投球に影響を与えるとは思えないが、論難になっただけに、 この機に異物の範囲を規定してみようという趣旨」
 
 ルール上でも想定外のキャベツ投法だった。
 

 
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