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米国注目の韓国人外野手がメジャー挑戦断念へ 韓国・ロッテと4年契約を締結

2017/11/26

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 米国からも注目を浴び、メジャー移籍の話も浮上していた、韓国・ロッテジャイアンツの孫児葉(ソン・アソプ)外野手(29)がメジャー挑戦を断念し、同球団と4年契約を結んだことが26日、分かった。
 
 米国の移籍情報サイト「トレードルーマーズ」によると、孫は2015年オフにポスティングシステムを用いた米球界移籍を模索したが、入札球団はなく移籍を断念。今季は144試合に出場して打率.335(576-193)、20本塁打、80打点、25盗塁、出塁率.420、OPS.934と好成績を残し、自身3度目となる最多安打のタイトルを獲得していたが、メジャー移籍ではなく自国に残る道を選んだ。
 
 メジャー挑戦を断念した孫だが、今オフは韓国人メジャーリーガーにとって厳しい冬となっているようだ。昨オフにFA権を行使し、今季はマイナー契約からメジャーまで這い上がった黄載鈞は1年で韓国球界に戻る道を選び、呉昇桓、金賢洙などは来季の所属先が未定。飲酒運転や暴行問題で米国の就労ビザが却下されている姜正浩も復帰の見込みが未だに立っていない。
 
 2014年オフからは毎年メジャーに挑戦する選手が現れている韓国球界だが、今オフに夢の舞台へ挑戦する選手は現れるだろうか。今後の動向にも注目だ。