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今季のMVPはアルトゥーベ、スタントンに “小さな巨人”が遂にメジャー最高の栄冠掴む

2017/11/17

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 16日(日本時間17日)、今季のメジャーリーグで最も活躍した選手に贈られるMVP(最優秀選手賞)が発表された。ア・リーグではヒューストン・アストロズのホセ・アルトゥーベ内野手、ナ・リーグではマイアミ・マーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手が選出された。
 
 同賞は全米野球記者協会(BBWAA)の会員となっている記者による投票で選出され、投手にサイ・ヤング賞が制定されてからは、MVPには野手が選出されることが多くなっている。
 
 “小さな巨人”とも称され、メジャーリーガーで最も身長が低いアルトゥーベはMVP初選出となった。公称167センチながら、走攻守で高いパフォーマンスを発揮して、今季は主力打者としてチームを球団史上初となるワールドシリーズ制覇に導いた。今季は153試合に出場して打率.346(590-204)、24本塁打、81打点、32盗塁、出塁率.395、OPS.957という成績を残し、首位打者・最多安打のタイトルを獲得。4年連続200本安打も達成していた。
 
 今季は驚異的なペースで本塁打を量産し、ナ・リーグMVPとなったスタントンも初選出となった。159試合で打率.281(597-168)、59本塁打、132打点、2盗塁、出塁率.376、OPS1.007という成績を残し、本塁打王と打点王のタイトルを獲得していた。
 
 2014年は本塁打王のタイトルを獲得も、クレイトン・カーショウ(ドジャース)にMVPの座を譲ったが、今季は2位のコーディ・ベリンジャー(ドジャース)に20本もの差をつけて本塁打王のタイトルを獲得し、満を持しての選出となった。