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ツインズの23歳外野手・バクストンが最優秀守備選手に選出 身体能力活かしファインプレー連発

2017/11/11

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 米国・大リーグは10日(日本時間11日)、ミネソタ・ツインズのバイロン・バクストン外野手(23)が最優秀守備選手に選出した。
 
 今季でメジャー3年目のバクストンは、正中堅手として140試合出場と大幅に飛躍を遂げ、身体能力を活かしたファインプレーを連発していた。また、守備率も.988でわずか5失策と堅実な面も見せた。また、選手やボールの動きを高い精度で分析する「スタットキャスト」の計測値からも、バクストンの守備能力の高さが証明されているようだ。
 
 受賞に際し、ツインズの二塁手・ドージャーは「彼は今まで見たことのある選手の中で、最も守備でチームに貢献しているよ」と賛辞の声を送った。
 
 また、最優秀守備チームにはロサンゼルス・ドジャースが選出された。今季のドジャースは遊撃・シーガーや三塁・ターナーを筆頭に内野守備が非常に堅く、外野もピーダーソンやプイグ、ヘルナンデスらが活躍を見せ、チームを29年ぶりとなるワールドシリーズ進出に導いた。
 
 2012年に制定されたこの賞は、監督・コーチが投票するゴールドグラブ賞とは異なり、守備WAR、DRS(守備防御点)、守備率などのセイバーメトリクスの数値などを基に選出される。そのため、個人の主観は入らず、統計学的な見地から客観的に評価がなされている賞といえる。
 
 また、メジャー全体30球団から各ポジションの最優秀守備選手が以下のように選出された。
 
捕手:マーティン・マルドナド(エンゼルス)
一塁:カルロス・サンタナ(インディアンス)
二塁:D.J.ラマヒュー(ロッキーズ)
三塁:ノーラン・アレナド(ロッキーズ)
遊撃:アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)
左翼:アレックス・ゴードン(ロイヤルズ)
中堅:バイロン・バクストン(ツインズ)
右翼:ヤシエル・プイグ(ドジャース)
投手:タイラー・チャットウッド(ロッキーズ)