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【MLB】アストロズ・アルトゥーベ、マーリンズ・スタントンが今季のハンク・アーロン賞に選出

2017/10/26

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 米国大リーグ機構は25日(日本時間26日)、ア・リーグ、ナ・リーグでそれぞれ最も活躍した打者をファン投票などで選出するハンク・アーロン賞にホセ・アルトゥーベ内野手(アストロズ)、ジャンカルロ・スタントン外野手(マーリンズ)を選出したと発表した。
 
 同賞はアーロン氏が1974年にベーブ・ルース氏の持つ714本の通算最多本塁打記録を更新してから25周年を記念して1999年に設立された。過去にはサミー・ソーサ、バリー・ボンズ、マニー・ラミレス、アレックス・ロドリゲス、アルバート・プホルスなど、米球界を代表する強打者が受賞してきている。
 
 ア・リーグ枠で選出されたアルトゥーベは153試合に出場して打率.346(590-204)、24本塁打、81打点、32盗塁、OPS.957という好成績を残し、首位打者・最多安打のタイトルを獲得した。また、アストロズの地区・リーグ優勝にも大きく貢献し、アストロズの選手では初の同賞受賞となっている。
 
 ナ・リーグ枠で選出されたスタントンは159試合に出場して打率.281、59本塁打、132打点、OPS.1007という成績を残し、本塁打と打点の二冠を獲得。また、アーロン賞の受賞は本塁打王のタイトルを獲得した2014年以来、2度目となった。
 
 ロブ・マンフレッドコミッショナーは、25日付のMLB公式サイトで「アルトゥーベとスタントンの2人は攻撃面で非常に優れた選手でした。メジャーリーグの2017年シーズンに多大な貢献を残した2人を心から祝福します」とコメントを残している。