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【MLB】アストロズ・ブレグマンのWS初本塁打が高知に来た”あの男”に並ぶア・リーグ史上最年少タイ記録に 

2017/10/25

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 ヒューストン・アストロズは24日(日本時間25日)、敵地で行われたワールドシリーズ第1戦でロサンゼルス・ドジャースと対戦したが、打線が振るわず1-3で敗戦を喫した。
 
 この試合の得点は、4回裏にアレックス・ブレグマン内野手が放ったソロ弾による1点のみ。しかし、MLB公式の人気動画コーナー「Cut4」によると、このブレグマンのワールドシリーズ初本塁打はア・リーグの選手では史上最年少タイで、1995年のマニー・ラミレス以来の快挙となっていた。
 
 メジャー通算555発を誇るラミレスは、今季は日本の独立リーグ・高知でプレーして大きく話題を集めた。
 
 今季から正三塁手として定着したブレグマンは今年で23歳。インディアンス時代の1995年にワールドシリーズ出場を果たしたラミレスも当時23歳で、レギュラーシーズンでも打率.308、31本塁打、107打点と好成績を残し、ワールドシリーズでも本塁打を放ったが、残念ながら世界一とはならなかった。
 
 記事によると、厳密にはラミレスが23歳と148日、ブレグマンが23歳と208日のため、ラミレスが依然として最年少であることに変わりはないが、ア・リーグでは当時のラミレスと同じ23歳で本塁打を放った選手が出ていない。そのため、23歳という括りで見ると今回の本塁打は22年ぶりの快挙となった。
 
 なお、ナ・リーグでは2016年のアディソン・ラッセル(カブス)、2015年のマイケル・コンフォート(メッツ)、2003年のミゲル・カブレラ(マーリンズ時代・現タイガース)、1996年のアンドリュー・ジョーンズ(ブレーブス時代)がア・リーグの2人よりも年少のときにワールドシリーズで本塁打を放っている。