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【MLB】PS敗退のヤンキース、早くも田中の去就に注目 オプトアウトで移籍可能性も

2017/10/22

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 ニューヨーク・ヤンキースは、21日(日本時間22日)に敵地で行われたア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦でヒューストン・アストロズに敗れ、シリーズ敗退で今季終了となった。
 
 本拠地では3連勝を飾ったものの、敵地では1勝も掴めず悔しい敗戦となったヤンキースは早くもオフシーズンの話題が上がっており、田中将大投手のオプトアウト(契約破棄)の動向が注目されている。
 
 地元紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」では、21日付でヤンキースのオフシーズン事情に着目した特集を掲載。
 
 記事では、田中がオプトアウトを有していることでヤンキースを退団する可能性があることに言及。今季の田中は13勝12敗で防御率4.74という成績だったが、ポストシーズンでは3回の先発登板で防御率0.90と大活躍を見せたことで、オプトアウトの可能性が高まったと評している。
 
 一流選手の契約に盛り込まれることが多いオプトアウトは、自身が好成績を残していれば現在の年棒よりも好条件で他球団と契約することが可能となり、過去にはザック・グレインキー(現ダイヤモンドバックス)などが行使して移籍を決めている。
 
 一方、ヤンキースは年棒をぜいたく税の規定額以下にしようと試みているようで、今季年棒2200万ドルの田中がオプトアウトすれば、年棒総額に若干の余裕が生じるようになる。 しかし、オプトアウトは田中本人が行使する権力を持つため、球団が介入する余地はなく、ヤンキースは現在田中の残留・退団の両方を見据えて来季戦力を構想する必要に迫られている。
 
 今季のFA市場にはカブスのエースであるジェイク・アリエッタ、ジャイアンツのジョニー・クエト、そしてドジャースのダルビッシュ有らが出回ると見られており、その状況下で田中がオプトアウトを行使するかどうかは不透明となっている。
 
 シーズン終了後、すぐに去就が注目され始めた田中。ポストシーズンで大活躍を見せた右腕は今後、どのような選択をすることになるだろうか。