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【MLB】アストロズ、12年ぶり2度目のリーグ制覇!敵地で3連敗も本拠地全勝で巻き返す

2017/10/22

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 ヒューストン・アストロズは21日(日本時間22日)、本拠地で行われたア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦でニューヨーク・ヤンキースを4-0で下し、2005年以来、球団史上2度目となるリーグ制覇を果たした。
 
 敵地のヤンキー・スタジアムではまさかの3連敗を喫し、窮地に追い込まれたアストロズだったが、本拠地では全勝しリーグ制覇の栄冠を掴んだ。アストロズのワールドシリーズ出場は2005年以来史上2度目で、同シリーズの制覇経験はなし。アストロズは球団史上初となる快挙をかけて、24日(日本時間25日)からロサンゼルス・ドジャースと対戦する。
 
 3勝3敗で迎えた大一番、アストロズは第3戦で先発し精彩を欠いたモートン、ヤンキースが同じく第3戦で好投を見せたベテラン・サバシアを先発のマウンドに送り、3回までは互角の戦いを繰り広げたが、4回にアストロズが試合の均衡を破った。
 
 4回、アストロズはギャティスのソロ本塁打で1点を先制。その後もマッキャンの四球・レディックの安打でチャンスを作り、サバシアをマウンドから降ろしたが、ここは2番手・ケインリーの前に無得点に終わった。
 
 しかし、アストロズ打線はイニング跨ぎとなったケインリーにも襲い掛かった。5回、アストロズは一死からアルトゥーベのポストシーズン5本目となるソロ本塁打で1点を追加。チームの中心打者の一発で目覚めたアストロズ打線は、コレア・グリエルの連打でチャンスを作ると、マッキャンの適時二塁打で更に2点を追加。一塁走者のグリエルも気迫あふれるヘッドスライディングで本塁へ生還した。
 
 先発のモートンは5回を2安打・5奪三振・1四球・無失点にまとめ第3戦の汚名を返上。2番手には第4戦で先発登板したマックラース.Jrが中3日で救援登板し、4回無失点と好投してそのまま試合を締めた。
 
 敗れたヤンキースは、一時はアストロズを窮地に追い込んだが敵本拠地で白星を掴むことができず、ワイルドカードからのワールドシリーズ出場の下剋上とはならずここで敗退となった。