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ワールドシリーズ優勝監督にジーターの後釜も ヨーロッパからメジャーに羽ばたいた選手たち

日本人がイメージする以上にヨーロッパ出身のメジャーリーガーは多い。ワールドシリーズを制したジャイアンツのボウチー監督やジーターの後釜として期待されるグレゴリウスも欧州の出身だ。

2015/03/08

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Getty Images

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初のドイツ人メジャーリーガーに注目

 過去には欧州本土の出身でジョーンズ以上の実績を残した選手もいる。それが「カーブの芸術家」の異名を持つ殿堂入り投手バート・ブライレブンだ。
 メジャー史上最高とも言われるカーブを武器に23年間であげた287勝は米国以外の出身者では最多。歴代5位の通算3701奪三振を奪った大投手はオランダ、ユトレヒト州の出身。13年のWBCでは母国オランダの投手コーチを務め「THROW STRIKES」を合言葉にチームを鼓舞、オレンジ軍団躍進の陰の立役者となった。

 ここまで紹介してきた選手たちはその多くが父の職業(主に米軍)の関係で海外に生まれ、幼いころに米国に移住したという経歴の持ち主だ。しかし近年野球の国際化もあり欧州生まれ、欧州育ちというメジャーリーガーも増えつつある。

 その先鋒として期待されているのが初のドイツ人メジャーリーガーとなったドナルド・ルッツ。生まれはアメリカだが、1歳の時にドイツへ移住。父がドイツ系アメリカ人、母がドイツ人のためドイツとアメリカ2つの国籍を持っている。
 14歳から野球を始めたルッツは、一昨年シンシナティ・レッズからメジャーデビューを果たし2年間で62試合に出場。打撃は粗いもののパワーは魅力十分で今後の成長が楽しみな選手だ。

 他にもドイツ出身で13年にツインズの40人ロースター入りを果たした22歳のマックス・ケプラー、2011年にイタリア人としては初のメジャーリーガーとなり今季はロイヤルズのマイナーから再起を目指すアレックス・リディら生粋のヨーロッパ人選手たちがメジャーに近いところまで迫ってきている。

 今回の欧州選抜チームからも将来メジャーリーグや日本のプロ野球で活躍する選手が出てくる可能性は十分にある。せっかくの機会、ぜひ次代のスター選手を探してみてほしい。

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