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【MLB】田中、復帰戦で7回6安打3失点の快投 9勝目の権利得て降板

2017/08/23

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、故障者リストから復帰し、22日(日本時間23日)のデトロイト・タイガース戦に先発登板。7回を90球、6安打、無四球、4三振、3失点で9勝目の権利を得て降板した。
 
 およそ2週間ぶりのマウンドとなった田中。タイガースはキャリアで4試合に投げ、3敗と苦手としている相手だ。その田中に打線はいきなり援護する。サンチェスの完璧な当たりの本塁打に、オースチンの犠飛で3点のリードをもらうと、田中はスプリットを効果的に使い、初回を三者凡退に抑える。
 
 2回にはマルティネスから三振を奪い三者凡退。3回にはさらに4点の援護をもらい、楽な展開の投球となった。3回裏にマッキャンに初安打を打たれると、キンズラーに中越えの適時二塁打を浴びる。
 
 しかし、その後も安定した投球を見せ、4回にはアップトンとカブレラのタイガースの主軸から連続三振。5回も三者凡退に抑え、5回まで2安打投球で勝利投手の権利を得る。
 
 6回に田中は先頭打者に内野安打を打たれるも、キンズラーを1球で併殺打に打ち取り、続く打者も1球で打ち取りわずか7球で抑えることに成功する。しかし、7回に田中はカスティヤノスに右翼スタンドへ2ランを浴び、この回を終わったところで交代となった。
 
 この日の田中は7回を90球、6安打、無四球、4三振、3失点。復帰戦で素晴らしい投球を披露し、勝利投手の権利を得て降板した。