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【MLB】ダートバイクで転倒し故障離脱のエース左腕が復帰登板。7回3失点の好投で勝敗つかず

2017/07/16

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 15日(日本時間16日)、趣味のダートバイクで転倒し左肩を負傷し離脱していたサンフランシスコ・ジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手(27)が敵地で行われたサンディエゴ・パドレス戦で復帰登板を果たした。
 
 現在、ジャイアンツはエース・バムガーナーの不在などが響き、ナ・リーグ西地区最下位に沈んでいる。首位のドジャースとは既に28.5ゲーム差をつけられており、地区優勝は絶望的となっているだけにエースの復帰は明るい話題となった。
 
 6年連続で200イニングをクリアし、27歳の若さで通算100勝を達成したバムガーナーは、実は今回の離脱まで故障者リスト入りしたことはなかった。しかし、4月下旬に遠征先のコロラドで休日に趣味のダートバイクを楽しんでいたところ、転倒してしまい左肩を負傷。バムガーナーはプレー以外のケガで、キャリア初の故障者リスト入りを経験することになった。
 
 そして、初となるシーズン途中で故障からの復帰登板となったバムガーナー。メジャーデビュー以来離脱がなく、復帰登板がなかっただけに珍しい光景となったが、この日のバムガーナーは7回を102球で4安打、5奪三振、2四球、3失点と好投。2本塁打を浴びたことで3失点を喫したが、出塁自体は少なく故障前の安定感は健在だった。
 
 なお、バムガーナーは同点で降板したため勝敗はつかなかった。その後、チームは同点で迎えた9回裏に4番手・オカートがサヨナラ本塁打を浴びてしまい敗戦。今季戦績を35勝57敗とし、借金22で首位・ドジャースとは28.5ゲーム差となってしまった。