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【MLB】元メッツのアンソニー・ヤング氏死去 現役時代にメジャー記録の27連敗

2017/06/28

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Getty Images



 ニューヨーク・メッツは、27日(日本時間28日)にアンソニー・ヤング氏が脳腫瘍により亡くなったことを発表した。51歳だった。
 
 ヤング氏は、メッツ時代の92年から93年にかけて、MLB記録となる27連敗(先発として14連敗、中継ぎとして13連敗)を記録している。
 
 また、1993年は防御率3.77ながらも1勝16敗の成績。本人は2011年に『MLB.com』に連敗記録について、「私が記録に値するとは思わない」と語っているように、連敗は不運が大きいものだった。
 
 メッツは、「メッツでの連敗記録でも、彼のユーモアと魅力は奪うことができなかった」と声明を発表。誰からも愛された人物だった。
 
 ヤング氏は、6年間のキャリアで、15勝48敗、防御率3.89、20セーブの成績。94年から95年にかけてはシカゴ・カブスで、96年にはヒューストン・アストロズでプレーした。引退後は、地元ヒューストンで少年野球のコーチをやっていたという。