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【MLB】来季からピッチ・クロックを導入? 日本では「15秒ルール」と話題に 日本人投手にも影響か

2017/06/09

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 MLBが2018年シーズンからピッチ・クロックの導入を進めていることを、8日(日本時間9日)に米大手スポーツ局の『ESPN』が報道した。現MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は試合時間の短縮に努めていて、今季からは敬遠の短縮などの新しいルールが制定されているが、効果的とは呼べない結果が続いている。ピッチ・クロックが打開策となるのか注目が集まる。
 
 今季のMLBの試合時間は、新ルール制定にも関わらず、9回平均で3時間4分と昨季より4分伸びている結果となっている。そこで新たな一手としてピッチ・クロックの導入が実現されそうなのだ。
 
 ピッチ・クロックとは投手の投球間の時間を短縮するためのルールで、日本球界では「15秒ルール」として2009年に導入された。しかし、日本ではルール自体がうやむやとなり、ここ数年は名前すら聞かない状況が続いている。
 
 一方で、MLBでも、マイナーリーグや秋季リーグでは「20秒ルール」として2014年と2015年に導入され、記事によると、MLBのロースターに登録されている1047人の選手のうち74パーセントはすでに経験をしているという。
 
 MLBのデータサイトの『ファングラフス』によると、今季、規定投球回数を超えている86人のうち実に82人の投球間隔が20秒を超える結果となっている。最短はアトランタ・ブレーブスのR.A. ディッキー投手の19.1秒だ。
 
 日本人投手に目を向けると、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手は86人中84番目の26.4秒、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は24.5秒で68番目と、投球ごとに時間をかけている様子を知ることができる。
 
 仮にマイナーリーグでも行われた「20秒」のピッチ・クロックの導入が正式に決定されたら、投手陣は投球のスタイルを変える必要が出てくるだろう。もしかしたら、自分のリズムを崩すことで成績に影響を与える可能性もあるかもしれない。

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