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【MLB】ダルビッシュ、5回3失点で4敗目 粘りの投球も1球に泣く

2017/06/03

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Getty Images



 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、2日(日本時間3日)に本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に先発登板。5回を、104球、7安打、1四球、8三振、3失点で負け投手となった。今季4敗目。登板試合では2連敗となった。
 
 降雨の影響で試合開始がおよそ2時間遅れた試合だったが、初回にダルビッシュはアルチューベの安打と盗塁でピンチを迎えるも、4番・コレアから空振り三振を奪い無失点に抑える。2回も得点圏に走者を背負うがブレグマンをしっかり打ち取り0点の投球を披露。
 
 3回には青木との対戦。第1打席は直球で左飛に打ち取った。この回も1死から得点圏に走者を背負うが、コレアへは全球直球で高めのボール球を振らせ、2打席連続で三振を奪いピンチをしのいだ。
 
 4回も再度得点圏に走者を背負うが、2三振で無失点に抑える。しかし、5回に青木を打ち取った後、2死から連打を浴びると、この日チャンスで2三振に抑えていたコレアに甘く入ったスライダーを完璧に打たれ、左中間に先制3ラン本塁打を許してしまう。結局、ダルビッシュはこの回で降板。5回を104球、7安打、1四球、8三振、3失点で降板した。
 
 一方のレンジャーズ打線は、アストロズ先発のカイケルに5回まででわずか1安打と封じられていたが、6回に満塁のチャンスを作る。しかし、ここで得点できずに終わる。8回にはアストロズ打線がつながり、グリエルの適時打とスプリンガーの本塁打で4点を追加し、万事休す。9回にベルトレが復帰後初本塁打を放つが、7-1でアストロズが完勝した。
 
 レンジャーズはこの日の負けで5連敗の後1勝を挟んで再び3連敗。首位アストロズとは13ゲーム差まで離されている。