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【MLB】田中、自己最悪8失点、4被弾で2敗目 ジーター氏の記念式典を飾れずに大ブーイングを浴びる

2017/05/15

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、14日(日本時間15日)に本拠地でのヒューストン・アストロズ戦のダブルヘッダー2戦目に先発登板し、1回2/3を7安打、4本塁打、自己最悪の8失点を記録。今季2敗目(5勝)となった。
 
 この日は2014年限りで現役を引退したヤンキースの伝説的プレイヤーのデレク・ジーター氏の背番号2を永久欠番とする記念式典が行われ、また母の日ということもあり、ヤンキースにとってはレギュラーシーズンの中でも特に勝利を飾らなければならない試合だった。
 
 その試合に先発した田中は初回に、スプリンガーに先頭打者本塁打、続くレディックにも本塁打を浴び、いきなり2失点。さらに、満塁のピンチを作ると、8番・ブレグマンに満塁本塁打を浴び初回から3本塁打、6失点を喫してしまう。
 
 この日は変化球のキレが全くなく、2回にもスプリンガーに2打席連続となる本塁打を浴び、さらに2死から四球、右越え適時二塁打を放たれ、ここで我慢できずに交代となった。晴れの日に大炎上で降板する田中に対し、本拠地のファンからは容赦ないブーイングが浴びせられた。
 
 試合は、アストロズが4回にも犠飛で点を追加する。しかし、ヤンキースは5回にはガードナーの適時打とホリデイの3ラン本塁打で4点を返し、9回にもチャンスを作り追い上げるが、田中の8失点はあまりにも大きく7-10で敗戦した。田中は2敗目。自身の連勝は5で止まった。
 
 なお、第1戦に出場したアストロズの青木宣親外野手の2戦目での出場はなかった。