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【MLB】マー君、5連勝!10安打を浴びるが、味方の大量援護に助けられる

2017/05/09

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 ニューヨーク・ヤンキースに所属する田中将大投手が、8日(日本時間9日)に敵地でのシンシナティ・レッズ戦に5連勝を目指して先発登板。味方の失策などでピンチを作る苦しい投球となったが、7回投げ112球、10安打、1四球、6三振、4失点(自責3)を記録し、白星を勝ち取った。これで田中は登板5戦連続の5連勝としている。
 
 初回に3点の先制点をもらった田中だったが、その裏に先頭のハミルトンを塁に出すと、さらに2連打を食らい、いきなりの失点。1死からスアレスを併殺打に打ち取ったが、やや不安を残す立ち上がりとなった。
 
 一方で、インターリーグ(交流戦)のため、この日は打席もある田中。第1打席はしっかりと犠打を決め、チームの4点目へ貢献した。
 
 3回にはハミルトンを内角高めの直球で見逃し三振、コザートを空振り三振に打ち取り、調子を上げた田中は、味方の失策などが絡み、無死満塁とピンチを迎えた4回も二飛と6-6-3の併殺打で無失点に抑える。
 
 5回には2死一塁からシフトを敷き、狙い通りに打たせたが、平凡な打球を三塁手のヘッドリーが失策。結局、後続に適時打を浴び2失点目を喫した。
 
 7-2とリードをした7回のマウンドでは先頭打者を安打で許すも、続く打者を併殺打に打ち取る。しかし、2死から四球を出すと、3番・ボットーに右中間へ2ランを運ばれ2失点。後続を三振に打ち取り勝利投手の権利を持ってマウンドから降りたが、最後に無駄な失点を喫してしまった。
 
 田中がマウンドを降りた8回にヤンキースは3点を追加。結局、10-4で勝利し、田中は5連勝で5勝目(1敗)を記録した。