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【MLB】インディアンス、延長10回サヨナラ勝ち。ブラントリーが緊迫の投手戦に終止符

2017/04/12

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 シカゴ・ホワイトソックス対クリーブランド・インディアンスが、11日(日本時間12日)にプログレッシブ・フィールドで行われ、延長戦の末にインディアンスが2-1でサヨナラ勝ちを収めた。
 
 インディアンスは、初回に2番のフランシスコ・リンドーアが、ホワイトソックス先発のジェームズ・シールズから右中間へソロホームランを放ち先制。投げては、先発のカルロス・カラスコが4回まで1安打に抑える最高の立ち上がりを見せて試合を優位に進めていった。
 
 対するホワイトソックスの反撃は5回。ここまで押され気味だった打線だったが、先頭の5番トッド・フレイジャーがレフトスタンドへ叩き込む今季1号となるソロホームランを放って1-1の同点に追いつく。しかし、後続はチャンスを作れず逆転には至らなかった。
 
 その後は、両チームの投手陣が継投によって無得点のイニングを並べる。9回も、インディアンスが2死二塁とサヨナラのチャンスを作るもヤン・ゴームスが三振に倒れて無得点。試合は延長戦に入った。
 
 延長10回、インディアンスは4番手の左腕ブーン・ローガンが打者1人を打ち取ると、5番手ブライアン・ショーにスイッチ。ショーも二者凡退に抑えて、再び勝利へ向けて流れを作った。
 
 必死の継投に報いたい打線は、2死からリンドーアが四球で出塁すると、続いて打席に入ったのは3番マイケル・ブラントリー。ブラントリーは、この回からマウンドに上がったホワイトソックス6番手のトミー・ケインリーに対して、フルカウントからの6球目を叩いた。打球はレフト線へのタイムリーツーベースヒットとなり、リンドーアが一気にホームに生還して劇的なサヨナラ勝利を決めた。
 
 このカード初戦を制したインディアンスは、連敗を3でストップさせ貯金1とした。一方の敗れたホワイトソックスは、2連敗となっている。