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【MLB】田中将大に“一流の証”、調整方法も信頼獲得。ローテーションの主軸へ首脳陣も大きな期待

2017/02/07

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 昨季、ニューヨーク・ヤンキースのエースとして大活躍を見せた田中将大。移籍後、初めて離脱することなく投げ続けて防御率もリーグ3位をマークし、ヤンキース首脳陣やファンから絶大な信頼と人気を得た。3年間で39勝16敗、防御率は3.12と、MLBに移籍しても「負けない投手」として高い勝率を維持し続けている。
 
 スプリング・トレーニングも間近になってきたところで、米サイト『ニュース・デイ』は6日付で、田中についての特集を組んでいる。
 
 田中は6日、米フロリダ州・タンパでマイナーリーグの選手と合同で練習を行っていると報じられている。そして、水曜にはブルペンで投げることが予想されている。ヤンキースのスプリング・トレーニングは同地で行われるが、2月中旬から始動するため、少し早い現地入りとなっている。
 
 記事では、ヤンキースのエースであるということ、今までケガによる離脱が多かったことから、地元・ニューヨークのファンは田中の動向が最も気になっていると報じている。同紙のエリック・ボーランド記者は、昨年の田中の調整について、以下のように報じている。
「昨年の春、故意にスローペースで調整したことは、昨季の田中の活躍を妨害するものではなかった」
 
 2015年シーズン後に、右肘の骨片を除去する手術を受けており、2016年シーズン前は、手術の影響を懸念する声が多かった。しかし、昨年はスローペース調整が功を奏し、活躍につながった。 
 
 ヤンキースのラリー・ロスチャイルド投手コーチも、「昨年の春は、手術後ということもあり、皆が田中に注目していたが、彼はスプリング・トレーニングでシーズンに向けて何をすべきか分かっていた」と評しており、調整方法にも信頼を寄せている。
 
 右肘に不安を抱えているが、昨季は不安を払拭して大活躍を見せただけに、今年もスプリング・トレーニングでケガのないように調子を整えることが期待される。
 
 また、ブライアン・キャッシュマンGMは、昨年のウィンターミーティングで「田中、C.C.サバシア、ピネダの3人は、2017年のローテーションに固定する」と明言しており、球団首脳陣からも絶大な信頼を寄せられている。
 
 MLBのエース格として君臨する実力はあるだけに、ケガなく1シーズン投げ続けることができれば、大きな話題を提供してくれるはずだ。