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【MLB】古巣マリナーズが示したイチローへの敬意。凱旋試合でボブルヘッドを配布へ

2017/01/29

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 シアトル・マリナーズが4月19日のマイアミ・マーリンズ戦でイチロー外野手の偉業を讃えるボブルヘッドを無料で配布すると発表した。先着2万人に2004年のMLBシーズン最多安打記録262安打の達成を模した姿と、昨年のMLB通算3000本安打達成のときの姿を1つの台に合わせた豪華なボブルヘッドが配布される。
 
 他球団に移籍した選手の商品を配布することから、マリナーズのイチローに対する特別の敬意を見ることができる。イチローはマリナーズに在籍した2001年から2012シーズン途中までで、MLBシーズン最多安打記録の262安打を含む、2533安打を記録。この数字は球団史上1位である。
 
 また、2001年には新人王とMVPをダブル受賞し、ゴールデン・グラブ賞も外野手部門で10年連続受賞と、球団史に残る活躍をしたことから、マリナーズが彼に対して格別の敬意を払うのも納得できるだろう。
 
 一方で、5月19日のシカゴ・ホワイトソックス戦では、岩隈久志投手の「クマ」にかけた、フード部分が熊の形のパーカーの配布も決定している。“Kuma Bear Hoodie Night”と名前が付けられたこの日は先着1万5千人にパーカーが配布される予定だ。
 
 また、8月11日から13日にかけては、24日に背番号「11」がマリナーズの永久欠番に決定したエドガー・マルティネス氏の式典に合わせて、彼の功績を称えるイベントも数多く用意されている。マリナーズとしての永久欠番は、全ての球団で欠番となっているジャッキー・ロビンソンの「42」以外だと、ケン・グリフィーJr.氏の「24」に続く永久欠番入りである。
 
 イチローの「51」もマリナーズの永久欠番入りする日も近いだろう。しかし、「51」の前任者はランディ・ジョンソン氏だ。永久欠番がどのように扱われることになるのか、現地でも話題となっている。