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【MLB】今季のイチローは「過大評価」? 42歳で打率.291、アジア人初3000本安打達成も

米大手メディアが今季大きな話題を呼んだ選手や出来事を再評価。アジア人初の3000本安打やメジャー通算500盗塁を達成と記録ラッシュとなったイチローに対しては「過大評価」と評している。

2016/12/29

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Getty Images

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イチローの偉業達成に、日米メディアの報道が過熱

 日米で例年以上の熱狂を呼んだ2016年のメジャーリーグ。その熱狂をシーズンが終わった今振り返ると、また違った見方をすることもできる。ニューヨークのタブロイド紙『NEW YORK POST』は、「2016年の野球で我々をひどく興奮させた全て」と題した記事を掲載。今季大きな注目を集めた選手や出来事について振り返って評価している。

 例えばポストシーズンだけで13試合15.2イニングを投げたチャップマンについては、「Overused, just as he said(本人が言っていたとおり、使われすぎ)」。108年ぶりのワールドチャンピオンに輝いたカブスに対しては、「Over-waited, for sure(もちろん待たせすぎ)」といった具合だ。

 もちろん今季メジャー通算3000安打や、メジャー通算500盗塁といったマイルストーンに到達し、記録イヤーとなったイチローについても言及されている。しかしその評価は「Overrated(過大評価)」というもの。

 数シーズン前から3000本安打まであと何本と、記録達成に大きな注目が集まっていたイチロー。今シーズン残り30本を切ったあたりからはさらに周辺の声が大きくなり、日本のメディアはもちろん、地元メディアやテレビ中継、球団の公式Twitter等では1本1本のヒットを大きく取り上げ、カウントダウンを行っていた。

 また達成後は3000本安打に対する祝福のコメントだけでなく、MLB安打記録保持者であるピート・ローズのイチローへのコメントまで日米で大きく報道されていた。日本人そしてアジア人として初の快挙と言うこともあり、連日日本メディアや日本人ファンがイチロー目当てに押し掛けたことも、騒ぎが大きくなった要因だろう。

 メジャーデビューの遅さや16年での達成は史上最速タイであることなど、様々な意味でイチローの3000本安打が特別な瞬間だったのは間違いないが、一方で3000本安打というマイルストーンを追いかける姿がここまで大きく取り上げられるのもあまり類を見ないことだった。

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