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【MLB】カブス川崎が7月以来のメジャー復帰。マイナーで練習したのは「英語とスペイン語」?

MLBのロースター拡大に伴って7月以来のメジャー昇格を果たしたカブスの川崎宗則。メジャー復帰1試合目でいきなりタイムリー二塁打を放つとともにコメントやしぐさでもファンを楽しませた。

2016/09/09

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川崎に求められる今の役割

 試合でも、いきなりその成果を見せた。7点ビハインドの9回表、1死2塁の場面で代打に起用されると、元阪神ブレイン・ボイヤーの初球をレフトへ流し打ち。レフト線をライナーで破るタイムリーツーベースを放った。昨年10月1日以来となる打点をあげた川崎は、ベースを回ったところで手を叩くと、二塁ベース上で自軍ベンチに投げキッス。チームは5-12と大差で敗れたものの、敵地まで訪れたカブスファンを沸かせた。

 この日は、川崎以外にも捕手のフェデロウィック、外野手のアロマーJr、リリーバーのパットンと計4選手が3Aからメジャーに昇格した。カブスのジョー・マッドン監督は、川崎ら4選手について、地元紙『Chicago Tribune』に以下のように語っている。

“They know what’s expected,” Maddon said of his reserves. “Everyone knows what we’re trying to do. I don’t anticipate a drop-off playing any of these guys. The game will be played properly and at the same time we’ll get some rest. That’s (how) to play the game right.”
「彼らは我々が何を期待しているのか理解しています。チーム全員が何を目標にしているのかを分かっています。私はこれらの選手が入ることでチーム力が急激にダウンするとは思っていません。試合はきちんとこなさないといけないが、同時に休息を取ることも大切だ。それが勝つための正しい方法なのだから」

 カブスは現在2位カージナルスと15.5ゲーム差で首位を独走中。現在は1試合につき主力を何選手かずつ休ませつつ戦っている。カブスの正遊撃手であるラッセルは22歳であり今シーズンがメジャー2年目、一方で二塁を中心に守るゾブリストは35歳。川崎はこれら2選手欠場時の代役が主な仕事となりそうだ。また若い選手の多いカブスでは、ムードメーカー役としての期待も大きい。

 魔術師マッドン監督のもと川崎が優勝にどんな形で貢献していくのか。注目したい。

出典:Munenori Kawasaki is back in the Majors and he’s hitting doubles, blowing kisses by Matt Monagan in Cut4 on Sep.6
Joe Maddon says Cubs don’t miss a beat even when regulars rest by Mark Gonzales in Chicago Tribune on Sep.6

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