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【MLB】降格の青木宣親と昇格の李大浩、明暗を分けた対左投手。指揮官「ノリとはとても辛い会話だった」

久しぶりのプレーオフ争い真っ只中のシアトル・マリナーズにとっては1試合も落とせない戦いが続く。サービス監督は青木宣親を3Aへ降格させ、李大浩を昇格させる決断を下した。

2016/08/28

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指揮官にとっては苦渋の決断

 サービス監督は今回の青木のマイナーへのオプション降格は苦渋の決断だったと語っている。

“It was the toughest conversation, Nori has done an outstanding job since he’s been back here. He’s been a catalyst at the top of the lineup and the offensive production has been really, really good. Just looking where we were at and what was coming down the pike, the next seven, eight to 10 games and the number of left-handers we were going to face, he was going to be limited in the number of starts he was going to get. And we needed pitching. It’s where we are at.”
「とても辛い会話だった。ここに復帰してからノリは素晴らしい仕事をしてくれていた。上位打線の一員として、チームに勢いを与え、攻撃面の貢献度は非常に高かった。 ただ今後やってくる先を見据え立ち止まった時、ここ7、8から10試合では多くの左腕投手と対戦することとなっており、彼のスタメン出場の機会は制限されていただろう。そして投手陣を補充する必要があった。それがチームの状態だった」

 この日青木と内野手のフリーマンに代わって、2Aからダン・アルタビリアとスイッチピッチャーのパット・ベンディットを3Aからメジャーに昇格した。

 アルタビリアは40人枠に入っていなかったため意外なメジャー昇格となったが、マリナーズはウェイド・ルブランを40人枠から外していたため、枠に1つ空きがあった。アルタビリアは現在抑えを務めるディアス同様、シーズン途中で先発からリリーフへと転向した。

 ベンディットは昨年8月トロント・ブルージェイズから移籍し、左右両投げ投手としても話題を呼んだ。マリナーズは主に左打者相手に起用していく模様だ。サービス監督も「多くの選択肢を彼は与えてくれる」と期待を寄せている。

 久しぶりのプレーオフ争い真っ只中のシアトル・マリナーズにとっては1試合も落とせない戦いが続く。選択肢を増やすための選手異動に対左投手の成績が青木宣親と李大浩にとって大きな明暗を分けることとなった。

出典: Mariners make multiple roster moves: Tom Whilmsen placed on the DL; Nori Aoki sent to Tacoma by Ryan Divish in The Seattle Times on August 26th, 2016

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