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【MLB】イチロー、主砲離脱で「第4の外野手」の出番増? A-ROD側否定も、マ軍緊急補強か昇格を模索

プレーオフ進出を狙うマーリンズだが、主砲スタントンの今季復帰が絶望的となった。イチローの出場機会が増えるのか。チームは現在緊急補強に乗り出すという。

2016/08/16

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スタントン絶望で緊急補強へ

 マーリンズ・イチローを巡る周辺が騒がしい。主砲で正右翼手のジャンカルロ・スタントンが左股関節痛で離脱し、今季中の復帰が絶望的に。代役としてレギュラー右翼手に抜てきされ、現地15日まで2試合連続スタメン出場を果たした。

 その一方で、スタントン離脱の穴を埋めるべく、チームはアストロズから戦力外となったカルロス・ゴメスの獲得に動くという。ドミニカ共和国出身で30歳のゴメスは、右打ちの外野手。通算234盗塁の俊足を生かした守備範囲と強肩には定評がある。今季は打率.210、5本塁打と不振でアストロズの40人枠から外れたが、獲得すれば左打ちのイチローと相手投手の左右に合わせてのプラトーン起用となる公算が高い。

 一連の流れには、ヤンキースを退団したアレックス・ロドリゲスの動向が絡んでいる。当初、マーリンズ首脳陣はスタントンに代わる右打ちの大砲として、ロドリゲスを獲得候補に考えていた。

 14日にはマイケル・ヒル編成本部長が米メディアに対し「獲得が可能なのかどうか、調査はしている。あらゆる可能性は否定しない」とAロッド獲りへ前向きともとれる発言をし、全米で一斉に報じられていた。

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