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ワンアンドオンリー!? ファンも残留を懇願。〝ムネリン〟川﨑宗則は、なぜ誰からも愛されるのか?

川﨑宗則は、ファンもメジャーリーガーからも愛されている。なぜ、これほどまでに〝ムネリン〟は人気者なのか? その一つに、川﨑ならではのコミュニケーション術がある。

2014/12/06

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ムネリン流コミュニケーション術

 試合前のブルージェイズのクラブハウスに「エドウィン・エンカナシーオン?!」と響く声。

「外国人選手の名前って難しいから、覚えるためにフルネームで呼ぶんですよ。それ繰り返してるといつの間にか覚えちゃう」とこれもまたムネリン流の選手とのコミュニケーション方法のひとつである。

 ブルージェイズの打者の主力勢はそのエンカナシオンや、バティスタ、レイエス、メルキー・カブレラとラテン系選手が多い。
 遠征先では、試合後に彼らのホテルの一室で開かれるサルサ・パーティーに招かれる。

「サルサを大音量でかけてガンガン踊って、彼らの好きなウイスキーを飲んでね」

 実は、そのサルサの踊りがいいトレーニングになっている。

「結構激しく動くし、それが膝の動きを鍛えるいいトレーニングになる」と川﨑。「それが派手かつ堅実ないい守備につながっているのかもしれない」と続けた。

 日本時代は試合後に素振りなどしていたが、今ではそのサルサを踊ることがその代わりを務めている。

 ブルージェイズからFAとなった今、来季の動向の注目が集まる。

 メジャー?もしくは、プロ野球復帰か?
 当の本人は「現時点では、50/50。どっちも開幕は4月だし、まだまだゆっくり考えます」とマイペース。

 ブルージェイズをはじめ、海の向こうからは、来季もメジャーでという声が多く聞かれる。
 あるブルージェイズ・ファンの少女は、ツイッターで「サンタさん、お願いだから来年もムネをトロントでプレーさせて!」と切実な思いをつぶやいた。

 誰からも愛される人気者、川﨑宗則は一体どこへ行くのか。その答えが出る日が、今から待ち遠しい。

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