大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 「違反ではないが…」大谷翔平に続く5人目の後払い契約!? サイ・ヤング賞2度のスネル獲得で懸念も「多額の金銭的負担が…」【海外の反応】

「違反ではないが…」大谷翔平に続く5人目の後払い契約!? サイ・ヤング賞2度のスネル獲得で懸念も「多額の金銭的負担が…」【海外の反応】

2024/11/28

text By

photo

Getty Images



ドジャースの大谷翔平

大谷翔平 最新情報

 大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースが、サンフランシスコ・ジャイアンツからフリーエージェント(FA)になったブレイク・スネル投手と契約合意に至ったようだ。そして、スネルも大谷と同じく後払い契約を選択したことに米メディア『スポーティングニュース』が注目している。

 

今シーズンのメジャーリーグはABEMAプレミアムで生中継![PR]

 
 同メディアによると、ドジャースは2度サイ・ヤング賞を受賞した経験があるスネルと5年総額1億8200万ドル(約276億円)の契約で合意し、そのうちの6200万ドル(約94億円)を後払い契約にしたという。昨オフにドジャースが大谷と10年総額7億ドル(約1061億円)の契約を結び、97%に当たる6億8000万ドル(約1030億円)を後払いにしたほどのインパクトはないが、贅沢税の課税対象額に対する契約の影響を軽減するのに十分な額だと伝えている。
 

 
 ドジャースはこれまでに大谷、ウィル・スミス捕手、フレディ・フリーマン内野手、ムーキー・ベッツ内野手と後払い契約を結んでおり、今回のスネルが5人目になる。平均すると30%以上が繰り延べとなっているが、大谷だけは例外で大半が繰り越しだ。
 
 それを踏まえ、同メディアは「繰り延べ総額や、繰り延べ可能な契約の割合に上限はない。そのためドジャースは、多くの大型契約を締結する上で今回のような方法を使っているが、MLBの規則に違反しているわけではない」と、ルール違反でないことを強調しながらも「これらの契約が終わった時、ドジャースは多額の金銭的負担を強いられることになるだろう。フリーマンの契約は、すでに残り3年となっている。しかし、彼らは収益が引き続き上昇すれば、例えば2040年の6800万ドルは今日ほど大きな打撃にはならないだろうと期待している」と懸念を示している。なお、ドジャース以外にもフランシスコ・リンドーア内野手(ニューヨーク・メッツ)やラファエル・デバース内野手(ボストン・レッドソックス)など後払い契約をしている選手は他球団にも存在する。
 
【関連記事】
ドジャース、高額年俸ランキングトップ10
「大谷との会談は時間の無駄だった」。ドジャース左腕が不快感を表明。早くも出てきた辛口報道
日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング
 
【了】



error: Content is protected !!