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【MLB】イチロー、44年ぶり50歳現役の可能性。米メディアも特集、マ軍指揮官「白髪染めを使っていたら、30代の選手」

イチローのMLB通算3000本安打達成は時間の問題となった。そして、本人が公言する「50歳現役」の可能性を特集する米メディアも出てきた。

2016/07/25

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昨年の成績から想像できなかった今季の活躍

 ジョーク好きな米国人にも、単なるリップサービスだとは思わなくなってきたらしい。AP通信は現地23日配信の記事で、マーリンズ・イチローについて特集。通算3000安打に迫るレジェンドが公言する「50歳まで現役」という野望についての可能性を探った。

「彼はジョークを言っているんだよな?」

 50歳現役宣言について、ある記者がこう質問したという。取材対象は、イチローの古巣オリックスでの監督経験を持ち、友人でもあるメッツのテリー・コリンズ監督。コリンズ監督は真剣な表情でこう答えた。

「多分そうじゃない。日本人について一つだけ言うなら、彼らは冗談は好まない。そして、もし50歳でも現役を続けられる選手がいるとしたら、彼はそのうちの一人だろう」

 証言は続く。マーリンズのドン・マッティングリー監督は「彼の年齢の話によくなるけどね。その議論は不毛だよ。だってあのプレーを見ただろう?」と走攻守で全く年齢を感じさせないパフォーマンスを称えた。「もし白髪染めを使っていたら、みんな30代の選手だと思うだろうね」と目を細めた。

 確かに今季のパフォーマンスは驚異的だ。この記事が配信された現地23日現在で、180打数61安打の打率.339。出塁率.415、OPS.809は、ともにキャリア平均の.357、.763を凌駕している。

 昨季は打率が自己ワーストの.229。出塁率も3割を切り.282。OPS.561は、325打席以上立った打者230人の中で最下位に沈んだ。「1年前には3000安打到達は無理かもしれないと思われていた」と同記事も振り返る惨状だった。

 このリバイバルぶりを見せつけられた周囲は、イチローの「野望」を、より現実的な「目標」へと見方を変えつつある。

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shiro