MLBデビューから15年、現役はイチローのみ。当時の試合出場選手28名の今
2001年4月2日、マリナーズ対アスレチックス戦でイチローは記念すべきMLBデビューを果たした。この試合に出場した両チーム28名の選手のうち、現役はイチローだけだ。
2016/04/02
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今シーズン、メジャーでプレーするのはイチローだけ
イチローがメジャーデビューした2001年4月2日の試合には、両チーム合わせて28人が出場した。そのうち、イチロー以外に昨シーズンもメジャーリーグでプレーしたのは、イチローを3打席とも討ち取ったティム・ハドソンしかおらず、メキシカン・リーグにいたフレディ・ガルシアとミゲル・テハダを含めても4人だけだ。しかし今シーズンは、ハドソンとガルシアはもう現役選手ではなく、テハダもプレーするつもりはないようだ（テハダはMLBからは正式に引退を表明している）。
つまり、15年前のイチローのデビュー戦に出場した28人のうち、今シーズンも現役なのはイチローただ一人ということになる。
ただ、エドガー・マルティネスとデビッド・ベルの2人は、今シーズンもメジャーでユニフォームを着ている。エドガーはマリナーズの打撃コーチ、ベルはカージナルスのベンチコーチだ。
マイナーでは、ダン・ウィルソンがマリナーズでディフェンシブ・コーディネーターをしており、2001年は横浜ベイスターズでもプレーしたアンソニー・サンダースは、ロッキーズのA+で育成スーパーバイザーを務めている。
エリック・チャベスはエンゼルスのGM特別補佐として、選手の指導とスカウティングを担当。ホゼ・オーティズは2013年12月に埼玉西武ライオンズの編成部国際業務担当となった。今春、インディアンスのスプリング・トレーニングには、ジェイソン・ジアンビがインストラクターとして姿を見せていた。
アマチュアを指導している者も少なくない。マイク・キャメロン、テレンス・ロング、T.J.マシューズ、マーク・ガスリーがそうだ。キャメロンは自身の名前を冠したアカデミーを運営している。また、イチローのデビュー当時は4歳（！）だったキャメロンの息子ダズは、昨年のドラフトでアストロズから1巡目補完・全体37位指名を受けてプロ入りした。父と同じ、右投げ右打ちの外野手だ。