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2016年初先発のポイント。田中は一発、岩隈は捕手、前田は黒田の再現

25日に日本のプロ野球が開幕したが、まもなくメジャーリーグもレギュラーシーズンがスタート。今季は3人の日本人投手が開幕ローテーションに入っている。

2016/03/31

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ワイルドカード・ゲームで敗れた相手と開幕

 今シーズンは3人の日本人投手が、開幕からローテーションに入って投げる。ヤンキースの田中将大、マリナーズの岩隈久志、そして、ドジャースの前田健太だ。レンジャーズのダルビッシュ有は、5月中旬以降の復帰になると思われる。
 
 田中は3月29日のフィリーズ戦で先発、4回7安打1失点5奪三振。2年続けて開幕投手を務め、4月4日に初登板するだろう。相手は、昨年のワイルドカード・ゲームで敗れたアストロズだ。ヤンキー・スタジアムでダラス・カイクルと投げ合う点も、その時と共通している。
 
 カイクルは昨シーズンのサイ・ヤング賞投手だけに、前回同様、田中にとってはわずかな失点が致命傷になりかねない。田中はワイルドカード・ゲームで5回を2失点に抑えたが、味方は1点も取れなかった。
 
 この2失点がコルビー・ラスマスとカルロス・ゴメスの本塁打だったことからもわかるとおり、田中が注意しなければならないのは一発だ。田中は昨年6月にアストロズと対戦した時も、3本塁打を浴びた。
 
 アストロズ戦で2度しか投げていないので、相性を云々するのは早いが、昨シーズン、田中の25被本塁打は160イニング未満の投手では6番目に多く、アストロズは両リーグ2位の230本塁打を放った。この本数は最多のブルージェイズより2本少ないだけだ。
 
 アストロズは30本塁打以上の選手こそ皆無ながら、25本塁打以上の3人をはじめ、11人が2ケタ本塁打を記録した。ブルワーズで8本、アストロズで4本のゴメスを含めれば12人に上る。
 
 そのうち10人は、今シーズンもアストロズにいる。チーム最多の27本塁打を放ったエバン・ギャテスは開幕をDLで迎えそうだが、どこからでも本塁打が飛び出す打線であることに変わりはない。過去のアストロズ戦で田中が浴びた5本塁打も、すべてが違う選手によるものだった。
 
 なかでも、左打者のラスマス、ルイス・バルブエナ、ジェイソン・カストロは特に警戒すべきだろう。ヤンキー・スタジアムはライト方向への本塁打が、より出やすい。

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