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大谷翔平vsトラウト、夢の対決に全米も釘付け! WBCは興行的にも成功といえる?【海外の反応】

2023/03/24

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は3月8日から3月21日までの約2週間にわたって開催され、侍ジャパンが2009年以来3大会ぶり3度目の優勝を飾って幕を閉じた。今大会は様々なドラマもあり、興行的にも大成功だったようだ。米紙『フォーブス』が報じている。

 

 
 1次リーグでは、優勝候補の最有力だったドミニカ共和国代表が敗退。準決勝のメキシコ戦では、9回裏に侍ジャパンが劇的なサヨナラ勝ち。そして、決勝戦の米国戦では二刀流の投手・大谷翔平選手とマイク・トラウト外野手のチームメイト対決が実現し、3度空振りの三振に仕留めて、3-2の勝利をおさめた侍ジャパンが世界一に輝いた。
 

 
 同紙によると、今大会の入場者数は合計130万6414人で、2006年の開始以来最高の入場者数を記録し、2017年の前回大会を20%上回る増加をマークしたという。そして、テレビやストリーミング配信では、米国だけではなく世界中で大ヒットしたようだ。
 
 日本においては、準々決勝の日本対イタリアの平均世帯視聴率が48.7%、1次リーグの日本対韓国が44.4%、決勝戦の日本対アメリカが水曜日の朝8時開始にもかかわらず42.4%を記録するなど、過去視聴率が多かった4試合のうち3試合が今大会で記録されたものとなっている。
 
 米国では決勝戦が最も多く視聴され、FS1、FOX Deportes、FOX Sportsなどストリーミング全体で合計約520万人の平均視聴者数を獲得し、2017年の最高記録を69%も上回ったようだ。ピークは合計約650万6000人であり、9回の投手・大谷とトラウトの対決の時に記録されている。
 
 また、過去の大会の最高視聴者数に比べて台湾は151%、メキシコは103%、韓国は36%、プエルトリコは11%も増加。入場者数と視聴者数だけでなく、グッズの売り上げにおいても過去最高の記録を149%も上回っている。全てにおいて、大成功のWBCだったと言えそうだ。
 
【了】