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千賀滉大、メジャー優先でWBC辞退? 米メディアが見解「十分すぎるほどの価値があったはずだが…」【海外の反応】

2023/01/27

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産経新聞社提供



 今オフに福岡ソフトバンクホークスからニューヨーク・メッツに移籍した千賀滉大投手。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に挑む侍ジャパンの一人に選ばれることが期待されていたが選外になった。しかし、メジャー挑戦を成功させる上では良いことだと、インドメディア『スポーツキーダ』が報じている。

 

 
 千賀は2017年に最高勝率、2020年に最多勝利と最優秀防御率、2019年と2020年には最多奪三振のタイトルを獲得。昨季は11勝6敗の成績で7年連続2ケタ勝利を達成し、今オフには海外FA権を取得して、メッツと5年総額7500万ドル(約102億7500万円)の契約を結んでいる。
 

 
 同メディアによると、メッツでのプレーに慣れるため、千賀がWBCよりも春季トレーニングを選択したという。この決断を受けて、同メディアは「メジャーリーグに移籍したばかりの選手が、まだやるべきことがたくさんあることを理解しているのは、とても良いことだ。千賀はMLBで活躍するための素養を備えているがハードルもある。メッツは、この素晴らしい日本人投手との時間を最大限に活用できることに間違いなく感謝しているだろう」と評価した。
 
 続けて「WBCに参加することは、怪我のリスクがある一方で、最高の相手と戦えるという十分すぎるほどの価値があったはずだ。それでも春季トレーニングを選んだ千賀の活躍に期待したい。シーズンが目前に迫った今、千賀がメッツに全面的にコミットしていることがわかり、心強い」と報じている。