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拡大するMLBの国際化、中国でのライブ配信契約に合意

MLBは中国のLe Sports社と中国初となるメディア・パートナーシップ契約に合意。中国での野球発展のため、草の根活動をおこなってきたMLBはさらなる国際化の発展を目指す。

2016/01/09

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中国に拡大する理由

 MLBは2007年から北京にオフィスを構え、グラスルート(草の根)レベルから野球を広げ、選手育成に取り組んできた。そして2015年7月20日には、ボルチモア・オリオールズが中国出身の19歳、許桂源内野手と契約合意。2009年に江蘇省無錫に創設したアカデミーの出身であり、MLBが中国で取り組んできた活動が一つ、形になった瞬間だった。
 
『スポーティング・ニュース』のボブ・ヒル記者は中国のLe sports社との契約は新たに10億人のファン層に拡大する可能性があると、MLB機構の決断を評した。
 
 MLBコミッショナー就任2年目を迎えたマンフレッド氏は、この契約が意味することを以下のように述べた。
 
“This historic partnership with Le Sports exemplifies Major League Baseball’s diversified approach to serving international communities. We are delighted to showcase major league games in Mandarin throughout the distinctive, ever-growing ecosystem of LeSports devices and apps. China is a crucial frontier for the development of baseball. Our new, prominent place on Le Sports platforms both reaffirms and expands our commitment to growing the game in China.”
「Le Sports社との歴史的なパートナーシップは世界中のファンに野球を提供しようとするMLBの多角なアプローチを実証することとなる。我々は成長を続けているLe Sports社特有のデバイスやアプリを使ってMLBの試合をマンダリン語(※中国の標準語)で提供できることをうれしく思う。MLB機構の中国は野球発展のためには重要なフロンティアであり、我々にとっては人目につきやすいLe sports社という新たなプラットフォームとの契約により、中国で野球を拡大していこうとする思いを再び主張することになる」とその意味を伝えた。
 
 経済誌『ブルームバーグ・ビジネス』のオンラインサイトでは、この契約はマンフレッド・コミッショナーにとって、2つの目的を実現することになると報じた。「新たな市場を作り上げていくこと、そして試合をデジタルによって提供すること」だ。将来的には中国で初のレギュラーシーズンの試合開催への道筋ができる可能性も伝えた。
 
 日本にとって、同じアジア圏内である中国でのMLB市場拡大は他人事ではなさそうだ。
 
出典: MLB reaches landmark deal to stream baseball games in China by Maury Brown in Forbes.com on January 6, 2015
 
MLB has a billion reasons for new live-streaming deal in China by Bob Hille in Sporting News.com on January 6, 2015
 
Baseball’s China Push Grows With MLB-Le Sports Streaming Deal by Eben Novy-Williams and Lulu Yiulin Chen in Bloomberg Business on January 7, 2016

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