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【MLB】来季トミー・ジョン手術明けの選手で最高の成績はダルビッシュ。米成績予測システムが算出

2015年はダルビッシュ有を筆頭に数多くのオールスター級投手がトミー・ジョン手術でシーズンを棒に振った。来シーズンは1カ月遅れての開幕が予定されているダルビッシュだが、米メディアは好成績を予想。ハメルズとのダブルエースが期待されている。

2015/12/30

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来季は各球団エースクラスの投手が復帰予定

 2015年は8月以降に快進撃を見せ、地区優勝を果たしたレンジャース。
 それでもあくまで勝負はダルビッシュの復帰する2016年以降と見られている。今季のハメルズ獲得も来シーズン以降を睨んでのものだ。そんな勝負の年において、ダルビッシュにはハメルズと並ぶダブルエースの役割が期待されている。

 なお記事内では、ダルビッシュと同じく来季復帰するとみられている選手として、球界屈指のチェンジアップを操るレイズのアレックス・カッブや、快速右腕のザック・ウィーラー(メッツ)、ホーマー・ベイリー(レッズ)、ブランドン・マッカーシー(ドジャース)らを紹介。いずれも各球団の一戦級の名前が並んでいる。

 これらビックネームが揃うことからもわかるように、今季は不幸なことにトミー・ジョン手術の当たり年。記事によればトミー・ジョン手術を受ける人数は年々増加しており、2000年から2011年は平均17人だったが、過去4年間は平均28人が手術を受けている。

 また手術を受けた選手の前年のWARは一人あたり1.08であり、これは2001年、2008年につぐ過去16年間で3番目の高さだ。つまり今年は質・量ともに過去最高の選手たちがシーズンを棒に振った。

 ダルビッシュ、そして来シーズンの復帰が予想されている多くの投手たちが、無事にメジャーのマウンドに戻り、そして術前と変わらぬピッチングを見せてくれることを期待したい。

出典:How will 2016’s pitchers returning from Tommy John surgery fare? By Owen Watson(Fangraphs) in FOX SPORTS on Dec.28

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