大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



【MLB】日本人メジャーリーガーの歴代最高額契約ランキング16~20位 偉業成し遂げた“パイオニア”、世界一の守護神も

2022/07/23

text By

photo

Getty Images



第16位 上原浩治

契約内容:2年1800万ドル(約23億4000万円)
該当年度:2015~16年(ボストン・レッドソックス)

 ”世界一“の胴上げ投手となった上原。NPBでは巨人のエースとして沢村賞・最優秀防御率・最多勝・最多奪三振をそれぞれ2回受賞。2007年にはクローザーも担うなど活躍の場を広げ、08年オフにボルティモア・オリオールズとの2年契約を締結してメジャー移籍を実現した。

 メジャー初年度は開幕ローテーション入りを果たすも、度重なるけがの影響を受けて12先発で2勝どまり。しかし翌10年にリリーフへ転向すると、適性を発揮して大事な場面での登板を重ねた。11年シーズン途中にはテキサス・レンジャーズにトレード移籍し、12年オフにはボストン・レッドソックスと契約。13年はクローザーとして73試合登板、21セーブ、防御率1.09と抜群の安定感を発揮し、チームのワールドチャンピオンに大きく貢献した。

 守護神としての高い貢献度が評価され、14年オフには2年1800万ドルでレッドソックスと再契約。退団後の17年はシカゴ・カブスでプレーした。

1 2 3 4 5 6