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【MLB】「7回までにリードを許せば最悪の時を迎える」上原、キンブレルは、メジャーNo.1の8-9回コンビ?

来季のレッドソックスブルペンは8回に上原を回し、9回は新戦力のキンブレルが締める。メジャー有数のクロ―ザー2人は来季レッドソックスの勝利の方程式を構築できるだろうか。

2015/11/24

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他球団にも優秀なリリーフ陣が

 まずは守護神デレク・ホランド&防御率1点台のウェイド・デービスを有するワールドチャンピオンのロイヤルズが紹介されている。このコンビはキンブレル&上原より上と評価されているが、ホランドは10月2日にトミー・ジョン出術を受けており、来季欠場が決まっている。デービス&今季7回担当のケビン・ヘレーラとの比較ならレッドソックスは負けていない。

 次はヤンキースだ。ここには今季アリーグ最優秀救援投手に選出されたアンドリュー・ミラーと2年連続100奪三振のデリン・ベタンセス&がいる。率直に言って、こちらのほうが強力と評価しながらも、商品力の高いミラーがこのオフ放出される可能性にも言及している。

 最後はパイレーツだ。ここのデュオは知名度には欠けるが実力はピカイチとしている。マーク・メランソンは今季メジャー最多の51セーブを記録し、セットアップのトム・ワトソンは3年連続70登板以上だ。

 以上3球団とレッドソックスとの比較結果はこうなる。

 1位はヤンキース(ミラー/ベタンセス)で、2位はレッドソックス(キンブレル/上原)とロイヤルズ(デービス/ヘレーラ)が非常に僅差なので、前者を2位のa、後者を2位のbとしている。そして、4位がパイレーツ(マランソン/ワトソン)だ。

 記事は、ボストンは実は1位ではないのか、それとも3位ではないか?という議論は大した問題ではないとして、以下のように締めくくっている。

Opponents are going to have one hell of a time if they find themselves trailing after seven innings this year.
相手球団は来季、7回を終了した時点でリードを許していると、最悪の時を迎えることになろう。

出典:”Where does the Kimbrel / Uehara duo rank?”@ SB nation by Matt Collins in Nov. 20th 2015

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