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オリオールズが獲得すべき選手は青木?孫児葉? 地元紙「日本のほうが韓国よりレベルは上」

1番を打てる外野手の補強を目指すオリオールズ。その候補として名前があがる青木。今オフは同タイプの孫児葉(ソンアソプ)らも市場に出ているが、地元紙は日本と韓国のプレーレベルの差から青木のほうが上だと見ているようだ。

2015/11/18

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アジア出身の選手を積極的に獲得

 青木の日本球界での通算打率.329、出塁率.402はほぼ孫と同レベル。しかしより高いレベルで成績を残した青木のほうが上だとしている。MLBでのプレー経験がない孫に比べて、青木がMLBでも一定の実績を残していることも大きいだろう。

 さらにオリオールズが青木や孫の他、ソフトバンクからメジャー移籍を目指す李大浩や阪神の守護神を務めた呉昇桓、KBOでFA権を持つ金賢洙(キムヒョンス)らを獲得する可能性もあると報じている。

 ここ数年、オリオールズはアジア出身の選手を積極的に獲得してきた。2011年のオフには日本球界からチェン・ウェインと和田毅を獲得。13年オフにはKBOからFAとなった尹錫ミン(ユンソクミン)を3年総額575万ドルの契約を結んだ。和田、尹はそれぞれMLBで1試合も登板しないまま退団となったが、チェンは4年間で46勝をあげる活躍を見せ期待に応えた。

「国際市場を発展させるのは、長期的な成功を目指すうえで重要なことの1つ」と語ってきたオリオールズのデュケットGM。今オフ、辣腕GMはどのような決断を下すのだろうか。

出典:Is South Korean outfielder Ah-seop Son a fit for the Orioles? By Eduardo A. Encina in Baltimore Sun on Nov.13

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