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投手・大谷翔平、相手打者を歩かせなくなった? MLB公式が分析「苦手な事を克服し、今では得意なものになった」【海外の反応】

2022/04/14

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 米公式サイト『MLB.com』が、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手を分析。年を追うごとに良くなっているとして、相手選手を歩かせなくなったとの見解を示した。
 

 
 同メディアは、大谷が12回先発登板した2021年4月4日から2021年6月30日までのデータと、12回登板した2021年7月6日から2022年4月12日までのデータを比較。2021年4月4日から2021年6月30日までは四球率14%(60イニングで35人の打者を歩かせている)だったが、2021年7月6日から2022年4月12日までは四球率3%(75イニングで10人の打者を歩かせる)に抑えたという。それに伴い、被出塁率も.322から.254に改善したようだ。

 その理由として同メディアは、打者が狙わずにはいられない球種であるスプリッターやスライダーを、より早く、より多く投げるようになったと分析。相手打者の空振り率が向上していることやコマンドが改善していることを挙げ「相対的に苦手な事だったのに、それを克服して、今では得意なものになった。説明するのは簡単だが、達成するのはかなり難しい」と評価している。
 
 7日(日本時間8日)のヒューストン・アストロズ戦では、大谷は「1番・投手兼指名打者(DH)」として二刀流出場を果たし、投手として5回途中9奪三振1失点の好投を披露した。ただ、ヒューストン・アストロズに負けて敗戦投手となっている。今季2度目の登板となる14日(同15日)のテキサス・レンジャーズ戦では、どのような活躍を見せるのだろうか。