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大谷翔平は「1番・投手」? レギュラー争い続く二塁手、外野手3人目は…2022年エンゼルス開幕スタメン予想

2022/04/04

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エンゼルスの開幕戦予想オーダーは?

 メジャーリーグは、今季から“大谷ルール”(投打同時出場した先発投手が、降板後も指名打者〔DH〕として出場可能)を導入。昨季同様にシーズンを完走した場合、50打席程度の打とし席増が見込まれている。
 
 その大谷は、メジャー5年目で初の開幕投手に決定。指揮官ジョー・マドン監督は、いきなり「1番・投手」の投打二刀流起用を示唆している。ここまでのオープン戦では、投手として2試合に登板。5回2/3を投げ、防御率こそ4.76だが、投球回を上回る9三振を奪っている。また、打者としては11試合に出場し、打率.304(23打数7安打)、3本塁打、7打点、OPS1.231(出塁率.448+長打率.783)をマーク。投打に順調な調整ぶりを見せており、今季も大車輪の活躍が期待される。
 
 エンゼルスは、昨オフに守護神ライセル・イグレシアス投手の再契約をはじめ、ノア・シンダーガード投手、マイケル・ローレンゼン投手、アーロン・ループ投手を獲得し、課題の投手陣を整備。ロックアウト明けにはライアン・テペラ投手、アーチ―・ブラッドリー投手も新戦力に加え、8年ぶりのポストシーズン進出へ向けて積極的に補強へ動いた。
 
 一方の打線は、故障で昨季の大半を棒に振ったマイク・トラウト外野手、アンソニー・レンドーン内野手の中心打者2人が復帰。1番・大谷、2番・トラウト、3番・レンドーンの並びは、メジャートップクラスの破壊力を誇る。
 
 4番には、昨季大ブレイクを果たしたジャレッド・ウォルシュ内野手。2021年シーズン途中から頭角を現し、トラウトの抜けた中堅手として走攻守に存在感を示したブランドン・マーシュ外野手を「6番・右翼」とした。
 
 正捕手は、オープン戦の大谷登板時にもバッテリーを組み、打力にも定評のあるマックス・スタッシ捕手が当確。昨季は二塁をメインに守ったデビッド・フレッチャー内野手は、開幕遊撃起用が有力視されている。
 
 二塁のポジションは、レギュラー争いが続いている。ルイス・レンヒフォ内野手やジャック・メイフィールド内野手の既存戦力に加え、新加入のタイラー・ウェイド内野手、アンドリュー・ベラスケス内野手などが候補に挙がるが、ここまでオープン戦打率.393(28打数11安打)、4盗塁と俊足巧打で猛アピールを見せているウェイドを選出。打順は8番に置いた。

 最後に外野の1枠だが、オープン戦で打撃好調を維持していたジャスティン・アップトン外野手が、開幕直前でDFAに。候補に挙がる若手有望株のジョー・アデル外野手、テイラー・ウォード外野手、ユーティリティーのホセ・ロハス内野手は3選手ともにオープン戦で結果を残しているが、ここまで打率.294(34打数10安打)、3本塁打、3盗塁と持ち味を発揮し、将来性も豊かなアデルの「5番・左翼」起用を予想した。
 
 エンゼルス対アストロズの開幕戦は、7日・21時38分(同8日・10時38分)からエンゼルスの本拠地エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムで開催される。

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