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菊池雄星の4球種はブルージェイズの強みになる? 米メディアが高評価「しっかりと貢献するはず。多くの可能性を秘めた投手であることは間違いない」【海外の反応】

2022/03/17

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菊池雄星 最新情報

 米メディア『ファングラフス』が、トロント・ブルージェイズと契約を結んだ菊池雄星投手について分析し、ローテーション後方にポテンシャルを加えると伝えた。
 

 
 ブルージェイズは12日(日本時間13日)、シアトル・マリナーズからフリーエージェント(FA)になっていた菊池と3年総額3600万ドル(約42億2300万円)の契約を結んだことを発表。ロックアウト終了の2日後に決まる早い展開だったことから、同メディアは「ブルージェイズのローテーションが、突然強みに変わった」と報じている。

 菊池は昨季、29試合(157回)を投げて7勝9敗、163奪三振、防御率4.41の成績を残した。前半戦に関しては、好投を続けたことでオールスターゲームにも初選出されるほどの活躍を見せている。しかし、シーズン後半は失速し、先発ローテーションを外れてリリーフへ配置転換となっていた。

 前後半で調子の波はあったが、同メディアは「菊池の4球種全体を見ると、昨年前半に見せたオールスター選出のポテンシャルを持っていることがよくわかる」とし、「たとえ今季も安定しないシーズンを過ごしたとしても、その素質の高さから、今後3年間はローテーションの後方でしっかりと貢献するだろう。多くの可能性を秘めた投手であることは間違いない」と、菊池の才能を高く評価している。

 昨季のブルージェイズはア・リーグ東地区で4位だったものの、91勝71敗という成績を残しており、決して悪い数字ではなかった。4チームが90勝以上という大激戦だったことを考えれば、今季はポストシーズン進出も夢ではないかもしれない。果たして、菊池は新天地のブルージェイズでどのような活躍を見せるのだろうか。