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大谷翔平、投手としてさらなる成功への課題は? 海外メディアが指摘「球の位置と切れ味を向上させること」【海外の反応】

2022/01/12

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 スペインメディア『エル・フィルデオ』が、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手の投球について分析し、投手として2022シーズンに再び素晴らしい一年を迎えるために改善すべきことを挙げた。
 

 
 昨季、投手・大谷は先発23試合の出場で130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振をマークしている。同メディアによると、大谷のレパートリーは44.2%がフォーシーム、スライダーは21.8%でスプリットは18.3%。カッターは12.2%でカーブは3.6%。課題は「球の位置と切れ味を向上させること」だという。

 同メディアは特に大谷のスプリットを称賛し「三振率だけでなく落差や切れもあり、圧倒的に良い投球だった」と評価した。一方でフォーシームやカッター、スライダーはリーグ平均よりも悪かったとし、特に速球系は被打率がふるわなかったことを裏付けており、改善すべきポイントだと指摘した。また、カーブの使用率は最も少ないものの、リーグ平均より優れていたと伝えている。