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大谷翔平らが選出もJ.D.マルティネスはシルバースラッガー賞最終候補から落選。「ギャロが残ったことが最も物議を醸している」【海外の反応】

2021/10/29

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 米公式サイト『MLB.com』が25日、今季のシルバースラッガー賞の最終候補を発表。しかし、その中にボストン・レッドソックスで活躍するJ.D.マルティネス外野手の名前は含まれていなかった。この発表に対し、スペインメディア『アルバト』が「J.D.マルティネスはシルバースラッガー賞の最終候補にノミネートされておらず、論争を巻き起こしている」と題し、落選したことで疑問の声が挙がっていると報じた。
 

 
 シルバースラッガー賞は、リーグ別でそのシーズン最も打撃に優れていた選手各ポジション1人ずつ合計9人を、各チームの監督やコーチの投票によって選出される方式となっており、指名打者(DH)制を採用しているア・リーグにおいては、投手の代わりにDHが選ばれる仕組みとなっている。

 ア・リーグのDH部門では、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手、ヒューストン・アストロズのヨルダン・アルバレス外野手、ニューヨーク・ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手とジョーイ・ギャロ外野手、タンパベイ・レイズのネルソン・クルーズ外野手の5人が最終候補に残った。
 
 落選したJ.D.マルティネスについて同メディアは「彼は28本塁打と99打点で打率.286、出塁率.349、長打率.518という成績を残していた。ホームランの数は他の最終候補よりも少ないが、平均的に見て彼らよりも優れた打撃成績を残している。打点は100以上に到達した大谷やアルバレスより少ないものの、ヒット数はア・リーグの最終候補を上回った。それなのにギャロが最終候補に残ったことが最も物議を醸している。ギャロはシーズンを通してそのポジションで14試合にしか出場しなかった。一方でJ.D.マルティネスは今季DHで113試合に出場しており、ギャロに投票してJ.D.マルティネスに投票しないのは、ある程度矛盾している。J.D.マルティネスがファイナリスト入りしてもおかしくなかったはずだ」との見解を示した。