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大谷翔平、“リアル二刀流”でコミッショナー特別表彰を受賞「毎年ある賞ではないので本当に光栄」

2021/10/27

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が26日、ミニッツメイド・パークで開催されるヒューストン・アストロズ対アトランタ・ブレーブスのワールドシリーズ前に行われた会見で、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏から特別表彰を受けた。米公式サイト『MLB.com』が大谷のコメントを伝えている。
 

 
 大谷はこれまでに米野球専門誌『ベースボール・ダイジェスト』の野手部門MVPと米野球専門誌『ベースボール・アメリカ』のプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)を受賞。メジャーリーグベースボール選手会(MLBPA)の選手間投票では、年間最優秀選手とア・リーグ最優秀選手の2部門で最終候補に残っている。シルバースラッガー賞やア・リーグMVPなどでも、最有力候補として大谷の名前が挙がっている状況だ。

 同メディアによると、コミッショナー特別表彰を受賞した大谷は「この賞は毎年あるわけではないので、本当に光栄なことだと思います」とコメントしたという。大谷を受賞者に選んだことについてマンフレッド氏は「メジャーリーグにおいて、投手と打者の両方で最高のパフォーマンスを発揮できる選手を見つけることは本当に素晴らしいことだ。投手か打者のどちらかを選ぶという慣例のような選択をしないことは勇気がいるし、162試合という過酷なスケジュールの中で両方をこなすには、とてつもない忍耐力が必要である」と答え、大谷の凄さを称えた。