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【2022年最新版】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 惜しくもランク外となった300万ドル以上の選手たち

2022/05/20

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35位タイ 西岡剛

最高年俸:300万ドル(約3億3000万円)
対象年度:2011、12年(ミネソタ・ツインズ所属)

 
 2010年オフにミネソタ・ツインズと球団オプション付の3年総額925万ドルで契約した西岡剛。日本球界では主に遊撃を守っていたが、ツインズでは俊足巧打の二塁手として期待がかかった。
 
 スプリング・トレーニングから好調を維持し、開幕戦に「2番・二塁」でスタメン出場。初安打を放つなど順調なスタートを切ったが、二塁守備での併殺プレーの間に走者と交錯し、左足腓骨を骨折。開幕から数試合で長期離脱を強いられた。シーズン中盤に復帰後は主に遊撃として起用されたが、今度は右脇腹を痛めて故障者リスト(IL)入り。そのままシーズンを終えることとなり、11年は68試合出場で打率.226に終わった。

 挽回したい12年だったがスプリング・トレーニングで故障離脱。後半戦にようやくメジャー昇格を果たしたが、攻守ともに精彩を欠いてわずか3試合の出場にとどまった。1年契約が残っていたオフには自ら契約解除を希望し、日本球界へ復帰した。

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