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大谷翔平、元同僚左腕から42号ホームラン! 一方で“疑惑の判定”に苦しみ3三振、エンゼルスは乱打戦制す

2021/08/31

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地でのニューヨーク・ヤンキース戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。第42号ソロ本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。
 

 
 待望の42号ホームランは、第3打席に飛び出した。
 
 大谷の第3打席は、同点で迎えた5回無死の場面。今季途中までチームメイトとしてともに戦った左腕アンドリュー・ヒーニー投手が1ボール1ストライクから投じた3球目、真ん中付近の80.7マイル(約130キロ)カーブを完璧に捉えた。打った瞬間の打球は、打球速度112マイル(約180キロ)、飛距離431フィート(約131メートル)の勝ち越しアーチ。3試合ぶりの一発で、ホームランランキング2位のサルバドール・ペレス捕手(カンザスシティ・ロイヤルズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.内野手(トロント・ブルージェイズ)との差を4本に広げた。

 一方で、初回の第1打席では、コーリー・クルーバー投手がフルカウントから投じた6球目をボール球だと確信して見送り、一塁へ歩きかけたが、ストライク判定。2、4打席目でも見逃し三振に倒れており、審判の“疑惑の判定”にも苦しんだ一戦となった。
 
 この日の大谷は、4打数1安打1打点1本塁打の成績。打率.264、OPS.988(出塁率.362+長打率.626)となっている。
 
 終盤までもつれた試合は、乱打戦の末、エンゼルスが8-7で勝利を収めた。