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大谷翔平、5回4失点で勝敗付かず 自己ワーストの3被弾、打では3三振喫しノーヒット エンゼルスは19連敗の相手に敗戦

2021/08/26

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地でのボルティモア・オリオールズ戦に「1番・指名打者(DH)」で投打二刀流出場。5回4失点の投球内容で勝敗付かず。チームは終盤に勝ち越され、敗戦を喫した。
 

 
 大谷は初回、先頭のセドリク・マリンズ外野手に初球のフォーシームを狙われ、先頭打者本塁打を献上。2死後、アンソニー・サンタンダー外野手にもライトへソロホームランを許し、いきなり2被弾を浴びて先制を許した。

 エンゼルスは、直後の2回にすぐさま同点に追いつくと、立ち上がりを捉えられた大谷だったが、2回を三者凡退。3回は1死からマリンズに安打を打たれるも、ライアン・マウントキャッスル内野手を86マイル(約138キロ)スプリット、トレイ・マンシーニ内野手を97.1マイル(約156キロ)フォーシームで連続三振とし、難を逃れた。
 
 すると4回、味方打線がジャレッド・ウォルシュ内野手のソロ、ブランドン・マーシュ外野手の3ランで一挙4得点を挙げて逆転。しかしその裏、大谷は先頭打者に出塁を許すと、続くDJ・スチュワート外野手にこの日3本目となる2ランを浴び、2失点を喫した。
 
 苦しいマウンドとなった大谷だったが、勝ち投手の権利がかかった5回は、2つの三振を奪うなど3人斬り。この回限りで降板し、リリーフ陣に後を託した。
 
 この日の投手・大谷は、5回(84球)を投げ、被安打5、被本塁打3、与四死球0、奪三振7、失点4の成績で9勝目(1敗)。防御率3.00、WHIP1.06。
 
 打者・大谷は、4打数無安打(空三振、空三振、一ゴロ、空三振)の成績。打率.267、OPS.993(出塁率.365+長打率.628)となっている。
 
 エンゼルスは、7回に1点を失うと、8回に一挙5失点。そのまま6-10で敗れた。勝ったオリオールズは、19連敗でストップした。