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【MLB】「ヤンキースは田中の珠玉の投球を無駄に」エース好投も、打線沈黙で痛い敗戦

田中が今季有数の好投を見せながら、ヤンキースは打線が沈黙し、8日のオリオールズ戦を落とした。田中以外の先発投手はそれぞれ不安要素を抱えるだけに、この試合を勝利に結び付けられなかったのは痛い。

2015/09/10

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最多勝男が離脱、他の先発陣も不安定な状況

 この日の試合前、チーム最多勝のネイサン・イオバルディがヒジの故障で離脱することが明らかになった。今季の登板は厳しいかもしれない。

 9日(水)にはCC・サバシアが登板する。
 ヒザの故障で8月23日以来の登板となる。10日(木)からは、今季の天王山とも言える首位ブルージェイズとの4連戦が始まる。初戦の先発はルーキーのルイス・セベリーノだ。それに続くのはトミー・ジョン手術上がりのイバン・ノバ、そして8月の大半を前腕の故障で欠場してからは精彩がないマイケル・ピネイダと続く。

 4連戦のしんがりはイオバルディの代役を務めるアダム・ウオーレンだろう。今季は先発でまずまずの投球を見せていたが、ノバの復帰により6月末からブルペンへ廻り、それ以降は最多でも48球しか投げていないのは気がかりだ。

 このように、ヤンキースの先発陣には田中以外はみな不安を抱えている。それだけに、8日の下位相手の試合を、エースが好投を見せながら取りこぼしたのは痛かった。

出典:”Yankees waste Masahiro Tanaka’s gem” @ESPN by Wallace Matthews in Sep. 9th 2015

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